一二年合宿2話

副題   思いではわんきょくするからおもしろい。

2.みんなあやまれ!


おれら幹部部屋が 飲み部屋に近いだけあって幹部部屋でお酒を つくることとなった。



しかし、おれら四人の幹部(?)は ミーティングのことや、明日の予定についてなど話し合っていた。



N「明日テニスできっかなー?」



S「できるべーてかやれないとつらいなー」



などと、テキトーなことをしゃべりあっていたのだ。



しかし、この一言ですべてが狂った。





I「お酒の味見しないか???」




そうである。飲み会のためのお酒つくりは 大事な仕事である。


基本的には、焼酎をジュースで割り、ペットボトルに入れたまま 水をためた風呂に浮かべておくのだ!



しかし、さすがに作る本数が多いと会計は疲れる・・・・・・・、さらにジュースと焼酎との残量を考えて割らなければ


ならないのだ!!!



N「あーいいよー手伝うよ。」



そして、おれは一口飲んだ!!!



N「うっ!!!」





I「やっぱ濃いか(笑)」





てめえ!おれは実験台か!!!



やられたら、やりかえさねば 気がすまないのは ごく当たり前のことである。(最低)




N「おい S皮!これちょっと味見してくんねえ?」



S「どれどれい!」



S「カーっ!!!」








まず一匹・・・・・・・・。




そして、S皮と共に お酒の仕分けをしていく・・・・・・・。



おれ「このペットはちょっと濃いなあ。」



S「いいんじゃね?爆弾紛れこましとこうぜ!」



おれ「わかった。ちびレモン(キリンレモンの子供版)はだな!」




などと、自分の身は確実に守りながら次々とお酒の仕分けを進めた。


そして、Aめやんから つぎつぎと出来上がったお酒のボトルを渡されていく・・・・・。


A「はい!これ飲んで!」



お「・・・・・・・・ジュースかなあ?もうちっと大五郎いれてみて。」



などと、順調にお酒の調合は進んでいく。



横では、顔を真っ赤にしたI蔵さんが もくもくと お酒を調合しているがそれは苦労の産物である。


とくに 好きでやっているわけではないのだ!



しかし、それを見た TJさん。





TJ「なんやーもう飲んでるんかー。」



TJ「わいもまぜろやー」



そして、次期部長公認のもと。調合失敗したお酒の処理が 幹部部屋で行われた。



あるものは、ほぼジュース。また、あるものは、ただの三四郎 など。キケンに満ち溢れているのだ!!!


そして、おれらは ついた当日の午後四時から お酒を飲むといういままでの認識で言えばアリエナイ。




だからこその ハイテンション で飲みの幕開けが行われたのだ。


コールもまだまだ、習いたて。ほぼ覚えていないくらいの時期である。



あるものは、コールをふったり。



またあるものは、とにかく全員で乾杯させるという暴挙を繰り返していたのだ。



そして、気がつくと 二年がほぼこの四人部屋に集まってきている。



部屋のなかは異常な熱気だ!



そうだおれらは、お酒の味見をする という目的から



スーパーハイテンションで ミーティングを始めるという 目的に変わったのだった。



その部屋に集まったものたちは、ベットの上で飛び跳ね、ペットボトルを空けまくっている



もはや どうみても 酒乱宴会だ。



ふと、冷静になり 部屋を見渡す。



すると、空になった ペットボトルが部屋のところどころに 散々にさってころがっているではないか!!!



さらに 冷静になって 部屋を見わたすと やつがいない・・・・・・・・・・・。


おれは もりあがる傍ら、部屋の入り口近くの 風呂を覗いてみた。



すると・・・・・・・・・・・・・・・・・




なにやら AさんとIさんが 必死な顔してお酒を製造していた・・・・・・・・。





説明しよう。


おれらは 作るのに失敗してしまったお酒を 処理していたのだ。


しかし、酔っただれかが 既製品のお酒おも 飲みだしてしまったらしい。




I「あんまり お酒飲むなよう。」



その声むなしく、 酔っ払いは火に油を注ぐがごとく お酒をかっくらっていく。






結果として お酒が足りなくなりましたとさ・・・・・・・・・・・。



しかし!おれはみた!!!



Aめやんがじつは ちょこっとお酒一緒に飲んでたのを・・・・・・・・・・。




もりあがる 横で黙々と お酒をつくり続ける 会計。



作り終わったと思ったら 心無い同学年にお酒をぬさぼられ 作り直す会計。





みんなあやまれ!(おれもか?)




この当時は二年の夏。そのことをフォローなど 到底できない学年。



しかし、フォローができていないのは なにも会計に対してだけではなかったのだった。



焼肉につづく。





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